May It Be -
この地上で同じ空を戴く皆さん、私たちはこれまでに想像しなかった危機に直面しています。
二十世紀の成長や発展をみてきた私たちにとって、世界規模で大きな壁・課題と向き合っています。けれども、そこで頭をもたげはじめた無力感、不信感、猜疑心を私たちの心にはびこらせないようにしましょう。私たちの心までもが感染してしまわないようにしましょう。
二十世紀の成長や発展をみてきた私たちにとって、世界規模で大きな壁・課題と向き合っています。けれども、そこで頭をもたげはじめた無力感、不信感、猜疑心を私たちの心にはびこらせないようにしましょう。私たちの心までもが感染してしまわないようにしましょう。
人類は長い歴史の中で学んできました。
自分のことだけに利するよりも隣人・同胞とともに生きることがどれだけ意味があるか。
疑うよりも信じることからどれだけの力が生まれてくるか。
お互いの心の壁を取りはらって、孤立から連帯へ、独占から共有へ、自立から共生へと思いと行動の力を転換することでどれだけの幸福が実現できるのか。
自分のことだけに利するよりも隣人・同胞とともに生きることがどれだけ意味があるか。
疑うよりも信じることからどれだけの力が生まれてくるか。
お互いの心の壁を取りはらって、孤立から連帯へ、独占から共有へ、自立から共生へと思いと行動の力を転換することでどれだけの幸福が実現できるのか。
私たちは決して孤独ではありません。現代はSNSを利用して地球の裏側まで即座に意思や真実を送り合える時代になったのですから。顔を見ぬ人とも出逢い、つながり合い、大いなるミッションをも創造することができる手立てを持ち得たのですから。
今こそ、私たちが「人」である真実をかみしめ、ふみしめ、自他のために思いと行いを贈り出していきましょう。人とつながるぬくもりと熱を思い出しましょう。自分色の光で、自分に叶う範囲で、周囲を遍く照らしていきましょう。
小さな言葉かけと行いから始めましょう。自分にできることから確実に実現していきましょう。やっていること、できたこと、やりたいことを誰かと共有しましょう。
先ずは、近隣のあの人へ、そして思い浮かぶ離れたあの人へ、顔を知らぬ遠くのあの人たちへ、これから出逢うであろう人へ、幾世代もあとに生まれる子どもたちへ-
今こそ、私たち一人ひとりが自分自身と真摯に向き合い、人どうしが世界規模で出会い直し、新たな時代の人間存在の意味を創出していくときではないでしょうか。
(マザー・アース・アーティストラ・「人を遍く照らす言の葉」より)